2023年中学受験感想戦

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2023年度の中学受験シーズンが終わり、少し落ちついた今日このごろ。

うちの長女(6年生)のお友達のママたちから連絡をもらうことが多くなりました。

ここ一年はほとんど疎遠になっていましたが、こうしてご報告をいただけるのはとても嬉しいです。

Aちゃんの受験

Aちゃんは6年秋に急にチックの症状がでて、生活に支障をきたすように。

上位クラスで在籍していた塾を辞め、ペースダウンと方向転換を経てなんとか最後まで走り切ったのだとか。

当初の目的地とはだいぶ違った場所に辿りついたといいますが、お母さんはその結果よりもむしろ今後の心身の健康を心配されていました。

「無理させず、心と身体のキャパをよく見極めて並走するべきだった」

「娘が元気でいることが一番大切だと気づいた。当たり前なんだけどね」と。

Bちゃんの受験

6年途中から小学校を不登校になったBちゃん。

なにかがあったわけではなく、勉強に追われひどく疲れていた、とのこと。

5年からその兆候はあったものの、その時期になると本人がもう「降りられない」。

親がゆる受験への切り替えを提案しても、もう届かない。

お母さんは「テストの結果より、学校に行けずに家にいる姿を見る方がよっぽど辛かった」と仰っていました。

中学受験ってなんか変

AちゃんもBちゃんも、とても素敵なお嬢さんです。

思いやりがあって優しく、落ち着いています。

低学年から入塾し、コツコツ頑張っていました。

比較的お母さんのいうことを素直に聞く印象で、競争心は強くないイメージ。

女子はこのタイプ多いんじゃないでしょうか。

うちの娘も大きく分けたらこのタイプ。

まじめにコツコツやりはしないけど、心はそんなに強靭じゃないと思います。

なんだか。

小学生の心が壊れかかるって健全じゃない。

中学受験って変じゃない?

それでもその列車に乗せる

小学生が心身病んでまで戦わなきゃいけないの?

小学校の段階でここまで競える子だけしか選んでもらえないの?

これからまだまだ成長するのに?

「そういう子は高校受験を選ぶべきだった」

と見方をされる方もいらっしゃいましたが、

それはとても乱暴な意見に感じました。

わたしはお母さんたちのやり方が悪かったとは思えません。

Aちゃん、Bちゃん……。

最後までよくがんばったよね。

お母さんも、本当によくサポートされたと思う。

撤退は遺恨を残す?

そしてまた別の切り口でCちゃんの話もあげたいと思います。

Cちゃんは6年夏で中学受験撤退。

お母さんは今でも許せない気持ちが消えないことを悩んでいらっしゃいました。

ほかの子の進学先が聞こえてくるたびに、胸が締め付けられる思いなんだとか。

行くも地獄、退くも地獄。

すごいとこに足突っ込んだ感。

それでもその道を行かんとするのはなぜ?

自問していきます。

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